著者 | 外井 浩志 |
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価 格 | 4000 円+税 |
判 型 | 単行本 |
発売日 | 2025年3月9日 |
ISBN | 9784863341494 |
発行元 | とりい書房 |
労働者にとって、最も関心があるのは、雇用の安定と賃金額であると思われる。
それが、労働基準法制定後70年を経過して初めて法律問題として正面から議論されることになったが、これは画期的なことなのである。賃金問題は、労働法の中心的な課題として議論されているといっても、あくまで正社員と非正規社員との間の均等待遇、均衡待遇といった一面的な格差是正に止まっているが、それでも賃金という労働条件の最たる条件についての賃金格差を是正して、賃金額の改訂を図っていくというものであることの意義は大きい。
本書は、労働法を専門とする著者が、賃金制度の諸問題について法的な側面から広く検討した書籍になります。
昭和30年6月9日生
昭和56年3月 東京大学法学部公法学科 卒業
昭和57年4月 東京労働基準局大田労働基準監督署に労働基準監督官として勤務
昭和57年10月 司法試験合格
昭和58年4月 司法研修所入所
昭和60年3月 同所 修了
昭和60年4月 安西法律事務所入所
弁護士登録(第一東京弁護士会)
平成14年4月 安西・外井法律事務所に名称変更
平成18年3月 外井(TOI)法律事務所開設 現在に至る
訂正はございません。